2024年10月18日
メール通信2024年度第4号の追加記事

昨日アップしましたメール通信2024年度第4号の中で、
一部漏れてた記事があるとのことですので、追加で掲載します。


◇報告

○日本高次脳機能障害友の会第20回全国大会2024 in 福島が開催されました
全国の皆様、「日本高次脳機能障害友の会第20回全国大会2024 in 福島」大変にお疲れさまでした。まずは、脇理事長をはじめとする現地の実行委員会の皆様、運営にご尽力くださった全ての皆様に、全国大会が大成功に終わりましたこと、心からお礼申し上げます。ありがとうございました。
 数年ぶりの交流会、皆様のリラックスされた笑顔が印象的でした。質量ともに充実した催しを企画くださった皆様に深謝いたします。
今回の全国大会では、厚生労働省、国土交通省、文部科学省のガイダンス講演の後、まず、渡邉修先生の講演がありました。先生が日頃から熱心に取り組まれている現場のお話、高次脳機能障害者支援法が成立すれば一体なにが変わるのか、先生の貴重なお考えを拝聴することができ、大変勉強になりました。
鈴木匡子先生の講演は、本や資料などで勉強するととても難解に感じる注意機能や記憶機能のことなどを、大変分かりやすくご教授くださり、皆様も改めて勉強になったことがたくさんあったのではないかと思います。
土屋真理夫先生の「てんかん」のお話は、私たちには少し刺激的に感じる動画もありましたが、他人事ではないてんかんについて、知識を深めることができました。
締めくくりのシンポジウムもすごく良かったですよね。講義とは違った雰囲気で様々な立場の皆様から語られる、当事者・家族会のルーツともなったサロン活動。「居場所」の重要性が再認識でき、「居場所」について再考する良い機会となりました。
振り返ればキリがないのですが、とにもかくにも久しぶりに全国大会が地方で開催でき、少し時間が足りないと感じましたが、久しぶりに皆様とお話ができたこと、大変うれしく感じております。来年も福井でお会いできることを楽しみにしております。

もう一点、報告事項があります。運営委員会にご出席くださった皆様にはお配りいたしましたが、サンバイオ株式会社さんの運動麻痺に対する神経再生細胞薬(アクーゴ)が条件付きで承認され、パンフレットやチラシができております。下記のURLからダウンロード可能ですが、会員の皆様には数部づつ郵送させていただく予定にしております。
患者さん・ご家族の皆さま | サンバイオ -再生医療(細胞治療薬間葉系幹細胞移植) (sanbio.com)
(日本高次脳機能障害友の会 理事長 片岡 保憲)