南房総高次脳機能障害家族と支援者の会 なんぼーこーじの毎月更新の会報です
安房の国から2022 南房会ストック8月号
南房総高次脳機能障害家族と支援者の会

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今後の予定
 
・8月の家族会定例会はお休みです。

・8月30日(火) 千葉県中核地域生活支援センター大会 in 2022
          地域共生社会の推進と重層的支援体制の構築
          〜つながり続けることの意味と重要性〜
          オンライン開催 定員500名 午後1時~5時

 中核地域生活支援センター事業を通じて捉えた相談者の状況、
 制度や地域社会の課題を明らかにするとともに、識者からの問題提起や
 具体的な取り組みの方向性について示唆を得て、今後の仕組みづくりに向けて
 広く問題意識を共有し、連携を深めて行くことを目的に実施します。

ご視聴希望の方は↓こちらのチラシをご覧のうえ申し込んでください。
http://www.cswchiba.com/wordpress/wp-content/uploads/2022/08/20220801161502.pdf

・9月17日(土) 家族会定例会  午後1時30分~
          亀田リハビリ病院会議室で開催です。
          コロナの状況により会場が使用できない場合は
          沓見の楽市座に変更します。   
 
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 NPO法人いわて高次脳機能障害友の会「イーハトーブ」の会報より
 
    「持続可能な家族会活動って?」
                          代表 堀間 幸子
 
 最近、持続可能な〇〇という言葉をよく耳にします。私たちが家族会を結
成して18年になります。当時の当事者も家族も確実に18才年を重ね、当
然環境も私達自身にも変化があります。果たして持続可能な家族会活動など
出来るものでしょうか?後継者も育てられないまま、自分の事もままならな
くなりつつある状況下で、本当に家族会活動など継続できるのか?今の時代
に皆さんが家族会活動を本当に必要としているのだろうか?しかも次を担う
後継者の出現を模索しながらも、いまだに探し出せず今日に至ってしまった
事。自責の念に駆られます。
 
 諸々の支援普及事業や制度の制定など、全国の先輩家族会の活動などもあ
ってこの障害を取り巻く環境や制度も変わってきました。今はスマホがあれ
ば、即座にどんな情報も得ることが出来る時代です。面倒な家族会というも
のに加入する意義はなんなのか?これをどのように発信していければいいの
か?
 
 そんな中、ある当事者さんから夜中に電話がありました。30歳代の東京
で一人暮らしをして障害者雇用で働いている彼です。「あったまに来たから
サ、会社を辞めてやる!」と。話を聞いているうちに「俺は今、東京で働い
ているけどイーハトーブの会員なんだよね。だからサ、相手をぶん殴りたか
ったけどやめといた」と。「家族会」という存在がこんな形で誰かの心の支
えになっていたなんて、こんなに嬉しい事はありません。岩手県は広いです
遠くに住まい、簡単に家族会活動に参加できない環境下にいる人こそ、その
存在を大切に想ってくれていることを教えてもらいました。
 
 私にとってもこの事が家族会活動を続けていられる大きな支えであり、そ
の事実を大切にしていかなければならない事を気付かせて貰いました。今私
が思う家族会活動とは何かと問われれば
1,心の拠り所、話を聞いてもらえる場、辛さを吐き出せる場であり。
2,自分だけではない仲間がいる場、お互いに誰かの為に。
3,当事者や家族が抱える様々な課題を共有し発信する場。
 
 この基本的な事を、無理せず細く長く継続していくことが「持続可能な家
族会活動」なのだろうと思います。また、人も家族も生き物です。時代と共
に会員たちが求める事も当然変化します。ただ残念な事に、時代が変わって
も家族や当事者の思いや苦悩が簡単に楽になる事はありません。そのような
意味合いからも心の拠り所は重要です。いつ行ってもにこにこと「あら!よ
く来たごど」と温かく迎えてくれる「ばあちゃんち」的存在になりたいです
ね。
 
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 「千葉県中核地域生活支援センターひだまりニュース2022夏号」
 
 ひだまりイメージキャラクターの総選挙が「社会福祉法人 太陽会」職員の
間で5月~6月にかけて行われました。たくさんの投票へのご協力、ありがと
うございました。選挙の結果、ひだまりキャラクターは「ぽかりん」「なのち
ゃん」「はなちゃん」に決定。今後よろしくお願いいたします。
 
 この他の応募作品も良作ぞろいで、投票いただいた皆様からは「ほんわかし
て可愛い」「ひだまりのの名前に合っている」「親しみやすい」など、様々な
ご意見をいただきました。応募くださった皆様本当にありがとうございました。
今後、広報活動などでキャラクターを目にする機会があると思いますのでぜひ
ご注目下さい。キャラクター、ひだまり共々よろしくお願い致します。
 
◉ひだまりでは今後、チーバくんやふなっしーのようなぬいぐるみを考えてい
るようです。家族会にはなんぼーこーじくんもいますので、みんなで仲良く遊
ぶのもいいですよね。なんか楽しくなりそうなきがしますね。
( …どなたか家族会ぬいぐるみ製作資金のご援助を〜♪)

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   「円楽さん、脳梗塞との闘いに勝利! 生還へ」
 
 今年1月に脳梗塞を発症し、リハビリを続けていた、落語家の三遊亭円楽さん
が11日、およそ7か月ぶりに高座に復帰し会場を沸かせました。突然のテレビ
のニュースでしたが、脳梗塞との壮絶な闘いの跡が顔に現れていました。でも元
気な様子に、今後更にリハビリで以前のような毒舌を披露してくれると思います。
 
 千代田区の国立演芸場で始まった公演で、およそ7か月ぶりに高座に復帰しま
したが、幕が上がって冒頭、円楽さんは「ここまで帰ってきました。みっともな
くてもいいから死ぬまでやります」と涙を拭いながら話していました。でも、よ
くぞこの闘いに勝って戻ってこられた、高次脳機能障害で闘っている方に、元気
な姿を見ていただき多くの方が励まされると思います。
 
 「みんな歌丸が悪いんだ」と、4年前に亡くなり、親交の深かった桂歌丸さん
を冗談交じりに話題に出すところは笑いました。左腕がほぼ動かず、車いすとい
うことですが、この元気であれば大丈夫かなと思います。多少の記憶障害もある
ようですが、「体調はまあまあで、しゃべってみると何とかストーリーが出てく
るので、これならまだまだやれると思う」と話していました。
 
 頑張れ三遊亭円楽さん!
 
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   「千葉県からのお願い」
 
 人流の増加や変異株への置き換わりから、感染が急速に拡大しています。基本
的な対策の徹底とワクチン接種にご協力をお願いします。
 
・ワクチンを接種した人も含め、
 飛沫防止効果の高い不織布マスクなどを正しく着用し、こまめな手洗い、
 手指消毒、体調管理、3密回避、換気といった対策を徹底しましょう。

・人が多く集まる場所への外出は自粛しましょう。

・飲食時は感染リスクが高まります。外食は、県の認証を受けた店舗を利用し、
 食事中であっても会話をする際はマスクを着用しましょう。

・発熱・せきなど少しでも体調が悪い場合は、外出、移動を控え、
 医療機関に電話した上で、すぐに受診しましょう。
 
相談窓口
 事前にかかりつけ医または近くの医療機関に電話で相談してください。
 相談先がわからない場合は、県発熱相談コールセンターや各市町に連絡してくだ
 さい
・厚生労働省窓口  0120-56-5653
・県コールセンター 0570-200-139
 
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   「今月の貴方に贈る言葉」
 
  「障害が恐ろしいものに見えるのは、目標から目を離すからだ。」
 
                   ヘンリー・フォード(実業家)
 
                       
今月もご覧いただき ありがとうございました  
問い合わせ 南房会 ishiguro.hiroaki@beige.plala.or.jp