南房総高次脳機能障害家族と支援者の会 なんぼーこーじの毎月更新の会報です
安房の国から2023 南房会ストック新年号
南房総高次脳機能障害家族と支援者の会

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今後の予定

*2月4日(土) リハ・ケア文化祭 鋸南町中央公民館
         午前9時30分
               ボッチャ大会があります。参加者募集!

*2月18日(土) 家族会定例会 亀田リハビリ病院会議室
         午後1時30分〜

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新年あけましておめでとうございます

 2022年は、ロシアのウクライナ侵攻に始まりさまざまな事件や事故がありまし
た。特にコロナや環境問題では一国では解決できない難問に、世界中で力を合わせて
解決に向かっていく事が話しあわれました。今年も引き続き努力して行くことになり
ます。コロナも第8波でインフルエンザの同時の流行が懸念されているので、気をつ
けていただきたいと思います。南房総でもあちこちで感染した方がいますので、マス
ク・手洗い・換気をして予防を徹底してまいりましょう。

 高次脳機能障害家族会は皆さん元気ですので、今年も引き続き力を合わせて前に進ん
で行きたいと思っています。今年の大河ドラマは「どうする家康」です。全国の高次脳
機能障害の会が目指す「高次脳機能障害支援法」の論議も進んでいますので、「どうす
る!支援法」の声が出るやもしれませんね。そのためにも高次脳機能障害家族会の輪を
もっと広げていく必要があります。頑張ってまいりましょう。

コロナ禍なので一同に介してお会いできませんが、連絡を取り合って2023年を乗
り切りましょう。

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「関東大震災から100年」

「1923年9月1日午前11時58分32秒」多くの方が昼食の準備をしている頃
にそれは起こりました。震源は相模湾で、神奈川県から千葉県南部に大きな被害があり
ました。死者・行方不明者は10万5千人と言われており、なかでも火災による死者は9万
2千人でした。木造家屋が多いのと、強い風による火の勢いで犠牲者が多かったようです。

当時の横浜の人口は42万人、千葉県南部は30万人ぐらい。東京の人口は220万人
ですから、震源地から離れていても他の地域に比べてかなりの被害になりました。箱根
・丹沢などは土砂崩れ、熱海周辺では停車中の汽車が海中に沈んだ記録があります。ま
た、本震から5分後には高さ5・6メートルの津波の被害もありました。当時の海岸線は
対策が手薄だったため、相模湾周辺での被害が多くありました。

現在ではこれらの被害を基に防災上の基準が作られ、国内の耐震基準制定に多くの
役割を果たしています。私たちが思う関東大震災のイメージは、東京の火災や12階建の
日本一高いビルが崩れたとかですが、じつは伊豆半島や房総半島南部など、山間部や海
岸線で多くの被害が出ていた記録があります。予想される東京周辺や他の地域の地震で
は日頃の備えが必要です。万一発生しても慌てず対処出来るようにしておきたいもので
す。

連絡は常に取れるようにしてください。特に携帯電話の電池が切れるとすべての電
話番号が分からなくなり、不安も増大します。予備でメモで持っていれば何かの時に連
絡が取れます。お願いします。

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「便利の中の不便利」

50年前と比べたら世の中ずいぶん便利になりました。インターネットで物は買える、
ちょっと行けばコンビニがある、車はもうすぐ自動運転、仕事はパソコンがあれば自宅
や田舎で出来る、なんとも便利になりました…と思いましたが、これがじつは不便。

パソコン操作で解らない事があって電話で問い合わせをしょうとすると「ただいま
電話が大変混み合っています。そのままお待ちになるか後ほど電話を・・・・・」少し
後に電話をしても同じ文句で、さて困った!。ネットで買い物をしたら「お金を払った
が物がこない」とかの詐欺のニュース。クルマはマニュアルがオートマになって楽にな
ったと思ったら「ブレーキとアクセルを間違え…」の事故話。

我々が若い頃にはなかったことですから、「ちょっと待てよ、なんか変」と、ふと立
ち止まって考えますが、今の子供達はこの状況で育っています。便利な世の中に隠れて
いる危険に、時には通まわりでも安全な不便を教える必要を感じます。それが大人の責
任と言えるのではないでしょうか。

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「素朴な疑問」

「人間の体温は42℃まで」人体の主成分はタンパク質。42℃を超えるとタンパク質が
固まってきて元に戻る事はありません。風邪だから…といって、38℃や39℃を放置しな
いで、すぐ病院へ!

今月もご覧いただき、ありがとうございました。