2018年3月5日
「チアプラム」設立記念講演を聞いてきました

脳損傷者支援団体 NPO法人チアプラムというところから
支援サイト設立記念講演があるので参加しませんか?という案内を
なんぼーこーじサイトにいただいたので
3月4日(日)石黒会長・稲毛副会長の2名で参加してきました。

高速バスで東京駅→山手線秋葉原駅→駅前の秋葉原UDX Theater が会場ですが
目の前に見えるも人混みをかき分けながらうろうろ珍道中。
13時少し前に会場到着。参加者は80人くらいでしょうか。

理事長の小松泰喜さんの挨拶
小松さんはリハビリテーション科学や福祉工学を研究する大学教授で
損傷した機能はリハビリテーションで回復する!といったお話し。

続いて中澤公孝さんの講演
中澤さんは東大総合文化研究科の教授で
テーマは「パラリンピックアスリートに見る脳の再編」
脳には損傷した部位を他の部位が補う機能がある…ということを
事例をあげながらわかりやくす解説。
さらに、リハビリ効果を高めるのは「やる気!」…といったお話し。

続いて柴本礼さんの講演
柴本さんは13年前にご主人が脳溢血で倒れ高次脳機能障害者となり
途方に暮れつつ「日々コウジ中」という本を執筆し
介護する家族としての体験を元に全国で講演されている方です。
「高次脳機能障害者家族が望むこととこれから」というテーマで
わかりやすくお話してくれました。要点は2つ。
「介護者には支えが必要」…孤立感や疲労が大きな問題
「当事者には居場所が必要」…社会参加することが重要

「日々コウジ中」は近いうちに家族会で購入し、貸出します。

最後に柴本さんの紹介で日本脳外傷友の会の前事務局長 東川悦子さんがご挨拶。
この方はなんと、南房総家族会にいらしてくれたことがあるそうで
閉会後石黒会長がお礼のご挨拶に伺い、少しだけ歓談させていただきました。

今回のNPO法人チアプラムは高次脳機能障害のネットワーク作りに
力を発揮していただける組織だと思いますので、私たちも協力していきましょう。
みなさんもぜひアクセスしてみてください。

https://cheerplum.com(「チアプラム」で検索すると出てきます)

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