南房総高次脳機能障害家族と支援者の会 なんぼーこーじの毎月更新の会報です
安房の国から2025 南房会ストック4月号
南房総高次脳機能障害家族と支援者の会

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今後の予定

4月27日(日)9:30〜
        「きらり」楽しみ広場」バザー 
        白浜野島埼灯台ロータリー

5月17日(土)13:30〜
        家族会定例会
        沓見・楽市座
        
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   第5回家族会視察研修旅行「伊豆大島」

3月29日(土)家族会で視察研修旅行「伊豆大島」に行ってきました。今回も雨・雨・雨でした。これで家族会視察研修旅行5回すべて雨で、予約の悲しさですか雨だから中止と言う訳にもいかず、もう笑うしかありません。会員の皆さんから「こうなったらいつまで雨が続くかやってみよう」なんて話も出るぐらいでしたが、これで第6回視察研修旅行は決定です。また雨が降ることを祈りましょう。
 さて、参加11人全員集まり予定道り館山を出発。館山渚の駅から送迎バスで3分の岸壁に竹芝から来た「セブンアイランド就航10周年ジェット船館山市民号」に乗り約1時間で大島に。風も波もなく快適でしたが外は寒く中は暖かいので、船の中が曇って何も見えないのが残念でした。船はシートベルトで動けないので眠気でうとうとしていると大島岡田港に到着。待っていたバスで都立大島公園(椿園・動物園)見学。椿祭りも終わっていたので多くの椿が散っていました。2月後半が見頃でしょうね。動物園には大きな亀やオオコウモリ・フラミンゴ・レッサーパンダがいましたが、雨で早々にバスに戻り昼食会場がある三原山頂口へ。再びバスで元町港で散策、お土産を買って岡田港へ戻り、ジェット船で館山に帰ってきました。
 なんとも残念なのは天気でした。岡田港の船の待合所では晴れの時に見られる大島の景色がモニターで流されていました。2月には椿、5月はオオシマツツジ、富士山・三原山山頂、お隣の利島・新島・神津島が綺麗に見えていました。何と言ってもいつも房総半島最南端の白浜から見える大島ではなく、大島から見た白浜が見たかったです。また、障害者に対する対応では、車いすの利用者には会いませんでした。行ったのが3月後半でしたが、大島の待合室はさほど広くないわりに人が多く、歩くのが大変でした。障害者同行で行かれる時は東海汽船に問い合わせ、時期をずらすことをお勧めします。今回は視察ということで下見と考えています。もし個人や家族で行くことがあれば参考にしていただければと思います。

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   「山田 火砂子」

 日本で現役最高齢の女性映画監督として知られた山田火砂子さんが1月13日、新宿区内の病院で誤嚥性肺炎・敗血症のため亡くなっていたことがわかった。 享年92歳。 通夜および葬儀は近親者を中心に執り行われた。 山田監督は1932年東京都新宿区生まれ。新宿精華女学校に3年まで在校。休学して大映のニューフェイス(4期)に聴講生として参加する。敗戦後は女性バンド「ウエスタン・ローズ」として活躍後、浅草で舞台女優として活動。60年代に知的障がいの長女を出産し、当時は障がい者支援が未整備で苦労したことが、社会に先駆けて障がい者福祉映画に取り組む動機となった。その後も実写版の「はだしのゲン」三部作、「春男の翔んだ空」、「裸の大将放浪記」など数多くの映画を製作・公開した。
 映画作品に「筆子・その愛—天使のピアノ—」(07年出演:常盤貴子)、「大地の詩・留岡幸助物語」(11年、村上弘明、工藤夕貴)、「母 小林多喜二の母の物語」(17年、寺島しのぶ、渡辺いっけい)、「一粒の麦 荻野吟子の生涯」(19年、若村麻由美、山本耕史)、「われ弱ければ 矢嶋楫子伝」(22年、常盤貴子、石黒賢)など。
 以前に南総文化ホールで「一粒の麦」の上映会があり、山田さんの舞台挨拶を聞きました。観た後に関係者の方と話をする機会をいただき「山田さんに講演をお願いできませんか?」と聞いたところ、「この後も他で上映会もあり新たに映画の撮影も控えています。それにお年ですから難しいですねー」と言われ残念でしたが、その後山田さんの映画を観る機会もなく他界の報に驚きました。
 永六輔さんの「春男の翔んだ日」、松平健さんの石井十次の生涯と児童福祉の偉業を描く映画「石井のおとうさんありがとう」など、多数の映画の製作や監督をされたのを観て感動したのを覚えています。永い間お疲れさまでした。ご冥福をお祈りいたします。有難うございました。

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   「家族会創立18年を迎えて」

 南房総高次脳機能障害家族会も今年で創立18年になりました。2007年4月の家族会発足時より、亀田リハビリセンターのソーシャルワーカーの皆さんと、千葉県中核生活支援センターの皆さんの支援をいただき、現在もこの体制に変わりはありません。最初は3家族からの出発でした。皆さんまだ高次脳機能障害の理解も薄く勉強会や講演会の参加が主な活動でした。定例会も館山や鴨川の会館を利用していましたが、会員の中から「拠点がほしいね」の声があり、たまたま仕事で2007年11月に作業場を建設、その隣に家族会の拠点である「交流施設」を建設し2008年8月に完成します
 その後新たに支援団体として、障害者就業・生活支援センター「中里」、就労継続支援B型事業所「大丈夫」、NPO法人 スマイル安房も加わり、現在の会員数は8家族になりました。18年の間には加入しても様々な理由で参加できなくなった家族も多く、そのほとんどの理由が仕事関係でした。そんな中でも、この南房総地域では高次脳機能障害が医療関係や行政に広く認識されてきたと思います。今後さらに安房圏域やいすみ圏域にも広がるようにしていきたいと思っています。

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   3日「憲法記念日」

 さて5月です。今年は3・4・5・6日がカレンダーで連休になっています。3日は憲法記念日、4日はみどりの日、5日はこどもの日、6日は振替休日ですよね。そんなの関係ないよ、「休みなんだからみんなでどっか行こう」もいいんですけど、たまには「なんで連休なの?」と考えてもいいかと思います。私などは毎日が連休ですから祝日や祭日などは気になりませんが、たまにはじっくり考えないと「正月過ぎたらもう5月?」と悲惨な人生を送ることになりますぞ〜〜!
 ここで重要なのは3日の憲法記念日とこどもの日ですね。憲法記念日は「日本国憲法が施行された日」を記念するものです。実際に施行されたのは1947年5月3日で、その翌年には祝日法により国民の休日となりました。現在ではゴールデンウィーク中の祝日の1つとして親しまれています。
 この日本国憲法の柱は「憲法3原則」です。
▶︎国民主権
「国民主権」とは、最終的に国や政治に関する意思決定ができる権利が国民にあるという意味です。子どもにも分かりやすくいうと「決めごとは誰かが勝手に決めるのではなく、みんなで決めよう」ということです。国民は政治に関心を持ち、よりよい国を作るために適切な判断をし、意見や考えを政治に反映さえていくことが大切です。国民の代表となる国会議員を選ぶ選挙に参加することは、意見や考えを政治に反映させることにつながります。
▶︎基本的人権の象徴
人が生まれたときから持っている権利が「基本的人権」です。誰でも生まれながらにもっている人間らしく生きる権利を大切にしようという意味です。具体的には、思想・表現・職業選択などの自由に関わる「自由権」、差別なく平等に扱われる「平等権」、教育を受ける権利などの「社会権」、政治に参加する権利の「参政権」など、さまざまな権利も含まれています。基本的な人権が守られていないことで起こっている現代の問題として、就職や職場での差別や性別による差別などがあり、今後積極的に解決すべきといえます。
▶︎平和主義
簡単に説明すると、平和な暮らしを維持するために他の国と戦争をしないということです。そのために「戦争放棄」「戦力の不保持」「交戦権の否認」を定めています。日本は過去に戦争をして多くの尊い命を失いました。悲惨な戦争を二度と繰り返さないという強い決意のもとで、平和主義の原則が掲げられています。
(国立国会図書館の資料より)

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   5日「こども日」

 こどもの日ってどうしてあるの?ってこどもに聞かれたら、貴方はちゃんと答えられますか?「母の日や父の日があるからだよ!」とか「こどもの日だからどっかに連れて行ってあげる」とか、訳の分からぬ説明をしていませんか?自分のこどもにはちゃんと説明できるようにしてくださいね。
 こどもの日はじつは日本では古く奈良時代から行事があったとされています。厄除けや健康を願う日として大切にされてきました。その後「鎧兜=戦う男の象徴」になったことで、男の子の健やかな成長を願う日へと変化します。
 よく目にする鯉のぼりですが、空を泳ぐ姿にはある中国の伝説が関係しています。「黄河の滝を登りきった鯉は龍になる」つまり「困難を乗り越え立派な大人になるように」という強い願いが込められているのです。なぜ鎧兜を飾るのか? 兜(かぶと)は命を守る「身を守るもの」=「大切な子の命を守る願い」が込められているのと、武将の兜には「家族を守る覚悟」が宿っていました。それを子どもに託すことで「強く優しく育ってほしい」という親の想いが表現されているのです。柏餅(かしわもち)は「家系のつながり」を願う縁起物。柏の葉は、新芽が出るまで古い葉が落ちないという特徴があります。このことから「家系が絶えない」「子孫繁栄」という縁起物として食べられるようになりました。
 ではなぜ5月5日なの?「5」の数字に隠された理由、これは偶然ではありません。中国の陰陽思想〔すべての物事は相反する力(陰と陽)のバランスで成り立っているという考え方〕では、奇数は縁起が良い「陽の数」とされています。特に「5」はバランスの取れた数で「成長・繁栄・中心」の象徴。そんな「陽」の数字が重なる5月5日は、最も強い生命力が宿る日と考えられてきたのです。
 子供の日は「命を守る」文化から生まれ、鯉のぼりは「逆境に打ち勝つ」象徴。兜は「災いから身を守るお守り」、柏餅は「家系が続く」縁起物。そして「子どもの日」は、子どもの幸せを願うだけでなく、家族の未来を考える一日でもあります。
 キャンプに行って酒ばっかり飲んでないで、この連休は子供としっかり遊ぶパパになってはいかがですか。

本日もご覧いただきありがとうございました。